マスコミにちょっと意地悪

このあいだ,夕方の5時すぎにへんな電話がかかってきましたの.
「○○放送局の○○ですが,××(←病気の名前)についてお話をお聞きしたい」と.
はぁ?なんで1分でも早く帰ろうとせっせと仕事をしているわたしにいきなり電話?
なんで,見ず知らずのあなたにお話をしなくちゃならないの?
そこで,わたしは答えましたの.
「あの,いきなり電話でお話といわれても困るので,病院側にきちんとした文書としてだしていただければお返事しますが」
そうしたら,相手がキレましたの.
「人が一人死んでるんです.時間がないんです」
えっ,なんの時間?もう死んじゃっているんだから.亡くなった方には時間がないもないでしょ?
これはニュースのネタに使われるのかしらん,と思ったわたしは,自分の仕事をいきなり中断された怒りから,怒ったりせずに,低い声でゆっくりしゃべりましたの.
「申し訳ないけれど,いきなり言われて何か話せといわれても,責任のある返答はできません.責任のある返答はやはり文書になります.それに,ほんとうに申し訳ないけれど,いきなり電話をいただいても,あなたが,本当に○○放送局の方かどうかなんてわからないわけですよね.申し訳ないけれど,わたしはご返答しかねるので,ほかにきいていただけますか?」
ってね.
わたしって,ほんとうに意地悪でしょ.
でも,この電話が本当に○○放送局の電話だったとして,いつもこの手口でインタビューしているのかなって思うと,世の中の人はみんなやさしいのね,と思ってしまいました.
電話作戦というと,別業界の人のブログのこのエントリを思い出しますわ.
ttp://ameblo.jp/993c4s/theme-10004547019.html

なかのひと