厚○連あをによし病院

今日から始まった鹿男あをによし
うーん、なんだかデジャブなドラマです。
配役を見ると、のだめ+ホタルノヒカリ です。
上野樹里+藤木正人 という組み合わせより、綾瀬はるか玉木宏 という組み合わせが、DEEPなかんじです。基本的には、ADHDっぽいヒロインとちょと偏屈なところがあるけれどとても心優しい先輩の組み合わせです。
玉木宏が大学の研究室を追われて女子高の先生になるというのは、かの昔の名作、真田広之さまの高校教師を彷彿とさせます。

画面をみながら、わたしのあたまの中に妄想がうずまいてきました。
ドラマの題名は「厚○連あをによし病院」です。

玉木宏は某駅弁国立大学の呼吸器内科の大学院生です。でも、実験はなかなか上手く進まず、論文への道遠し、と思っていたら、指導教官が彼を置いてドロッポしてしまいました。ガーン。同期は別のテーマでNatureにacceptです。自分の彼女と思っていた医局美人秘書は「あたし、○○せんせいのアメリカ留学についていくつもり」と。
そんな彼は教授室に呼ばれました。
「君も研究に行き詰っているようだし、ここはちょっと気分転換に、半年ばかりあをによし病院へ行ってくれないか」
あをによし病院は県内の厚○連病院の中でも、もっとも僻地にありながら、ある程度のベッド数があるビミョウな病院。

玉木宏があをによし病院へ行くと、児玉清副院長が出迎えてくれました。副院長は10年前まで東京の私大の教授でしたが、主任教授にはなれず、思うところあって故郷に戻り、あをによし病院の副院長になったのです。児玉せんせいはせっせと地元医大へお参りをして、医者を貰ってくる、ちょっとやり手の一面もあります。そしてもともとアカデミックな素地があるので、研修医の教育にも熱心で、あをによし病院は、大学とのたすきがけ研修を受け入れているのです。

玉木宏は医局へ行き、呼吸器内科の研究室を案内してもらいました。そこには、積まれたサマリーとお菓子の袋の間から顔を出す、綾瀬はるかがいました。「あたし、マッチングどこもひっかからなくて大学だったの。でも、大学は居心地が悪くて、2年目はここに来ました」綾瀬はるかは半分病院に住み着いているようです。

病棟へ行くと、地元おばさんナースが彼を迎えます。その中で1人、若いナースがいて、彼をじっと見つめます。おばさんナースは、「あの子はちょとヘンな子だから」と。

同僚の内科のドクターは一癖も二癖もある人ばかり。その中で、地元福原医院の跡取りで今はまだあをによし病院にいる佐々木蔵之介せんせいがいろいろ世話を焼いてくれます。

わたしはけっこう以前に、厚生連のへき地病院に1年いたことがありますの。公立病院ほどはぎすぎすしていなくて、私立病院よりは何事もどんぶり勘定で、というかんじの病院。病院からは離れられなくて、病院の仕事を楽しむしかなかったけれど、そんなに悪い思い出はないです。期限付きだったし。医療をめぐる状況も今ほど悪くはなっていなかったし。

なんだか、わけのわからない妄想ストーリーを書いてしまいました。
今期はこれと相棒って決めてますの。玉木くんに会える来週が待ち遠しいですわ。

アクセス解析