フィグ・ロールとみすず飴

去年のクリスマスからちょっとわたしの心を捉えてしまったのが、フィグ・ロールとみすず飴ですの。

1. フィグ・ロールについて
原産地：イタリア
買えるところ：ディーン＆デルーカ
お値段：確か3,000円弱
乾燥いちぢくとナッツを練り合わせて、アニス風味をつけて、ソーセージのようなロール状にして、いちぢくの葉っぱで巻いてあるものですの。まあ、イタリア産巻き柿のようなものなのだけれど、濃厚さが違います。5〜8mmくらいの薄さに切って、ワインでいただくと、もう、エロスの世界です。
2. みすず飴について
原産地：長野県上田市（あの国立長野病院があるところですわ！）
買えるところ：三越の地方銘菓コーナー、ネット通販
お値段：確か500円くらい
果物の硬いゼリーですの。17×17×40mmくらいの大きさで、オブラートに包まれた後、昔っぽい原色の絵が書かれている包装につつまれています。りんご、いちご、杏、ブドウ、さんぽうかんなど、いろいろな果物の天然ゼリーです。のし梅のいろいろな果物版といったかんじです。
1回につき2個くらいを、テイラーズ・オブ・ハロゲイトの紅茶と合わせると、とっても幸せな気分になれます。

どちらも果物のお菓子？ですの。どちらもあと少しで終わりそうです。

果物の加工品って不思議な力があるような気がします。
戦場のピアニストで、屋根裏にひそんでいたシュピルマンが、油紙のつつみに包まれたジャムを舐めたときの表情が、忘れられませんの。