リメイク LUST CAUTION

観てしまいましたの、LUST CAUTION。

ひたすらトニー様が素敵でした。
抗日運動をしている学生さんたちの、お子ちゃまで頭悪いかんじと、そんな彼らに利用されるヒロイン。最後のシーンでの、往生際の悪い学生さんたちと、落ち着いているある意味でほっとしたようなヒロインの対比が、ぐっときてしまいました。
トニー様とヒロインのベッドシーンはまあ確かにすごかったけれど、トニー様の心の闇を描くためだったのかな、と。

日本の俳優さんで、この映画のリメイクを作るとすれば(まあありえないけれど)、トニー様の役はやはり真田広之以外ありえない!と思いましたわ。

あの役を演じる40代俳優で考えていくとして、
佐藤浩市:ベッドシーンはいいけれど、「暗闇が嫌いだから映画館には行かない」にはならないし、体格が良すぎるかんじがして、アウト。弱さが足りないですわ。
豊川悦司:悪が足りないかんじでアウト。
中井貴一:ベッドシーンの体力が足りなさそう(ごめんなさい)。処刑なんてできるの、でアウト。
唐沢寿明:悪が足りないのでアウト。
織田裕二:ああいう出世の仕方はできなさそうなのでアウト。
阿部寛:弱さが足りないかんじでアウト。
北村一輝:ありえない。
なんていろいろ考えてみましたが、なかなか適任はいません。まあ、意外といけそうなのが、ちょっとお年はいってしまっていますが、三浦友和の易先生。

ああ、でも、やっぱり、真田広之どのより適役はいないかも。
あまり背が高くなくて、でも脱ぐと胸板がなかなか厚い、というのが、トニー様と共通しているのかしら。

ワン・リーホンの役ははジャニーズというわけにはいかないので(除く若き日の東山)、玉木宏または伊勢谷友介くらい思い浮かべることができなくてちょっと残念。
市川海老蔵ってわけにもいかないし。いずれにしても皆さんちょっと年上すぎるし。
若い正統派ハンサム俳優が今の日本には欠乏しているのかしら。

ああ、難しいですわ。

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