Drug Prescribing in Renal Failure

マニアックな本なのですが,ひとに薦められて読み始めましたの.

はじめに,腎機能と薬物動態についての総論.
つぎに,成人の薬物ごとの投与量について商品名付きで.
つぎに,小児の薬物ごとの投与量について商品名付きで.
最後に,文献集がたっぷり.

たっぷり410ページあって,5880円.B5の大きさで厚さも15mmくらいあるので,どんなに机の上がきたなくても,たぶん行方不明にならずにすみます.
本屋さんでは腎臓のコーナーにあるのだと思うけれど,病院では腎臓内科以外のひとびとの机の上にあると,とっても便利そうです.

ちょっと使い始めると,これなしでは仕事ができなくなりそうな予感.
この感動を他のひとに押し売りしたくなりました.

ちなみに,わたしが読んでいるのは実は原著ではなくて,臨床透析12月号として出された翻訳もの「腎不全時の薬物使用 原著第5版」です.アマゾンで原著を購入しようとすると,8,000円〜10,000円くらいするので,びっくりですわ.原著が出てから半年後には翻訳されて,原著よりぐっとお安いなんて,すてきでしょ.

なかのひと