ルカ・トゥリンと香水の世界

流行ものに弱いわたし.さっそく,買ってしまいましたわ,「世界香水ガイド」.
いろいろな香水が★から★★★★★までランク付けされていますの.
わたしが1週間のうち4日はつけているチャンス・オー・フレッシュの評価が低かったので,なんだかちょっとがっかり.でも,夜おやすみ前につけるエデンはいい評価でした.お出かけの友のクロエは発売されたばかりなので載っていませんでした.
これはこういう風にとらえるのね.これはこんないわれがあるのね.とどんどん読み進めてしまいましたの.紅茶とおなじで,たくさんの香水を同時進行で使うのはむずかしいことが,いつもわたしを悩ませているのに,これもつけてみたい,これも欲しいになってしまう,地獄への第一歩的な本ですの.

世界香水ガイドを読んだら,香水についてもっと知りたくなって,「香りの愉しみ,匂いの秘密」も買ってしまいました.こちらは,毎晩少しずつ,いつくしむ様に読んでいますの.
化学式もちょっとならわかるし,ガスクロマトの原理もわかる(ほんとうかよ,とつっこまないでね).クマリンがどんな作用を持つのかも知っているし,ベルガモット皮膚炎のメカニズムもわかる.
この本を読んで,自分のしごとのために勉強したことが,愉しみのためにものすごく役立っているのはちょっとえへへ,です.

自分で自分にウンチクしながら,明日は何をつけようかしら.