モスカート・ダスティ

これまで泡系のお酒はbrut専門だったわたし.
甘いアスティ・スプマンテなんて,とどこかで思っていて,甘口のスパークリングを最後に飲んだのはいつのことだか忘れてしまうくらい昔でした.
先日,ちょっとした送別会があって,その乾杯のときに,モスカート・ダスティをいただきました.お店の方のおすすめでね.
とても甘くて,泡は弱めでした.
お店で飲むワイン類はおうちで飲むのよりもお値段が高くなってしまうので,シャンパンのおいしいのを,というのはちょっと大変です.あまりおいしくないスパークリングだと,ない方がマシかもしれないし.
ということで,人数が多くて,ちょっとだけぜいたく感を出したい時の乾杯にモスカート・ダスティって結構いいかも,ということを発見しましたの.
居酒屋系のお店であっても,乾杯がビールと乾杯が泡系では,泡系の方がちょっとおしゃれでしょ.
アルコール分が高くないので,お酒に弱いひとでも大丈夫です.
お酒が強いひとにとっては,ジュースみたいなものであってお酒でないので,おいしくないスパークリングを飲むよりはよっぽど精神的に安定できます.「甘くて,おいしい.あたし,こういうの初めて」と言う女の子に,国別のスパークリング・ワインの呼び方とかDOCGについてウンチクして,「今度,おいしいの飲みにつれていってあげるよ」につなげることもできます.
乾杯はシャンパンで,なんていったら金銭的ハードルが高くなってしまいますが,最初にモスカート・ダスティをいただくのにはそれほどのハードルはありませんの.ただし,とっても甘くてたくさんは飲めないので,人数が多いときでないとだめですわね.brutのシャンパンを2人で1本開けるのはまあ簡単だけれど,モスカート・ダスティは6人は必要かも.
すてきなことを教えてくれたお店の方に感謝ですわ.

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